イベント

第17回 松山市青少年育成市民大会

開催要項

  松山市青少年育成市民会議は、子どもの育成に関係する多くの団体で構成され、家庭や学校、地域、企業、行政などの垣根を越え、『社会全体で子どもたちを守り育てる社会』の実現を理念に活動する社会教育団体として、青少年の社会性の向上のために活動しています。
 現在、多様な人間性を認めあいながら共存できる社会の実現が叫ばれ、その社会構造の変化によってのしかかる負担が、子どもの健全育成を阻害する一面も顕在化しており、我々大人も含めた社会問題に対応するため、社会教育の活性化にも期待が寄せられています。
 直接的な支援はもとより、松山市青少年育成市民会議の構成団体の関係者は地域で子育てを支援する指導者としての役割があることから、改めて困難を抱える家庭や子どもたちの現状を知り、時代が求める活動を模索していくための一助となるよう本大会を開催します。

主催:松山市青少年育成市民会議 共催:松山市・松山市教育委員会
後援:愛媛新聞社・NHK松山放送局・南海放送・テレビ愛媛・あいテレビ・愛媛朝日テレビ・えひめリビング新聞社・愛媛CATV(一部申請中)


【開会行事】 13:00~ 開会あいさつ/来賓あいさつ/来賓紹介


【表彰行事】 13:20~ ポスターコンクール・市民会議杯 表彰


 2022年時点で四国の小中学生の不登校の生徒は7,500人以上にのぼると言われ、さまざまな理由で学校に通えない、または通わない児童・生徒が過去最多となりました。 フリースクールなど、“学校以外”の選択肢も広がる中、松山学院高校は、不登校を経験した生徒を積極的に受け入れるコースの新設へと舵を切りました。令和4年に新設した全日制の『Newコース』は、登校に不安を持つ生徒に配慮した運営を心がけ、入学希望者が初年度の約40人に対し、昨年は169人が入学するまで急増しています。
学校生活での学びを通して、社会性の育ちと向上を見守る現場のお話を聞いてみましょう。

《講師》
田中由美(たなかゆみ)先生
松山学院高等学校 Newコース教諭
書道教室南鷺会代表
松山おはなしの会会員
朗読&ピアノユニット「ホワイトルピナス」メンバー

【講師プロフィール】
松山市内で小学校教諭として9年間勤めた後、退職。
二男一女を育てる傍ら、自宅にて校区の子供たちに書道を教える。
地元の幼稚園、小学校でPTA本部役員を経験。ママ友たちと共に読み聞かせサークルを立ち上げ、幼稚園や小中学校、公民館等でお話会を開催。 松山おはなしの会の一員として県立図書館等で「素話」の活動を、また朗読とピアノのユニット「ホワイトルピナス」を結成し、愛媛新聞連載の童話「かなしきデブ猫ちゃん」の朗読で公演活動を行う。 それらと並行して、2008年より県立高校の国語科非常勤講師として勤務。2022年4月、松山学院Newコース設立に伴い、Newコース専属の国語科の教員として同校に着任、現在に至る。
「毎回楽しんで参加しているうちに、いつの間にか『一生ものの国語の力』と『いろんな価値観を見つめる目』が育つ授業」を目指している。自称「いい人間関係に恵まれる天才!」何をやっても楽しい、何を食べても美味しいという毎日を送っている。

お知らせ一覧に戻る