18歳未満の犯罪被害
交流サイト過去最多
出会い系減


◆警察庁によると、インターネットの交流サイト(自己紹介や日記、写真などを通じて交流を広げるソーシャル・ネットワーキング・サービスやゲーム サイト)などを通じて、18歳未満の少年少女が被害者となる事件が今年1〜6月の上半期で730件、被害者数は601人に達し、それぞれ前年同期 より99件、56人増えました。上半期としては統計のある2008年以降の3年間で最多。警察庁は関係企業にネット利用状況の監視強化を要請しまていす。




◆一方で、いわゆる「出会い系」サイトを通じた事件は減っています。
◆交流サイトを使って18歳未満の少年少女が被害に遭った事件は、青少年保護育成条例違反が440件で最多となり、昨年同期より51件増えました。


◆児童買春は121件で8件減、児童ポルノの被害は130件で65件増えました。被害者の低年齢化が進み、上半期では14歳以下が184人で、 全体の約3割を占めています。
◆一方、「出会い系サイト」関連の事件は538件で、過去最少だった昨年上半期より106件減。被害児童は141人で、前年同期よりも124人減 りました。08年12月に出会い系サイト規制法が改正され、年齢確認の厳格化や届け出の義務化など規制が強化された効果が出たとみられます。
◆警察庁は大手交流サイト事業者計10社に対し、監視体制強化を要請。教育関係者らにも、保護者や児童に対して交流サイトの危険性を知らせるよう 要請しており、さらに取り組みを進める予定です。



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