育児アドバイス
よくある相談

●妊娠初期
(妊娠15週まで)

●妊娠中期
(妊娠16
〜27週まで)
●妊娠後期
(妊娠28週から)

●2〜3か月の頃
●4〜5か月の頃
●6〜7か月の頃
●8〜9か月の頃
●10〜11か月の頃

●1歳〜1歳半頃

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◆妊娠初期
  (妊娠15週まで)

日常生活の注意点
★食事はバランス良くとりましょう。つわりで食欲のない時は、食べられるものを少しずつとりましょう。どうしても食べられない時は、水分だけでもとりましょう。
★たばこ、お酒は赤ちゃんの成長に悪影響を与えますので、ひかえましょう。
★下腹部の痛み、張り、出血のある時は、医師の診察を受けましょう。
★十分な睡眠、休息をとりましょう。

お知らせ
○妊娠届書を提出し、ママパパセットを受け取りましょう。
ママパパセットは、市役所、各支所、保健所、保健センター南部分室・北条分室・中島分室で受け取ることができます。
○妊婦健診は、お母さんとおなかの赤ちゃんの健康を守るために大切です。妊婦一般健康診査受診票(5回綴・別冊9回綴)を使用し、妊婦健診を必ず受けましょう。
○つわりの時期が終わったら歯の健診も受けましょう。歯科医師にかかるときは妊娠中であることを伝えてください。


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◆妊娠中期
  (妊娠16〜27週まで)

日常生活の注意点
★安定期に入りますが、身体をいたわり、無理のないスケジュールで過ごしましょう。
★体重増加に注意しましょう。
★太りすぎや貧血にならないように、栄養バランスを考えた食事をとりましょう。
★妊娠20週頃から乳頭マッサージや妊婦体操を始めます。
★下腹部の痛み、張り、出血のあるときは、医師の診察を受けましょう。

お知らせ
○初妊婦さんを対象に、「はじめてのママのための教室」「はじめてのパパ・ママのための教室」を開催しています。詳しくは広報まつやま・ホームページをご覧ください。
○妊娠24週から、妊婦健診は2週に1回になります。お母さんとお腹の赤ちゃんの健康を守るため必ず健診を受けましょう。


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◆妊娠後期
  (妊娠28週から)

日常生活の注意点
★お腹が張るときはしばらく休んで様子をみましょう。
★胃がもたれたら、少量ずつ食事を数回に分けて食べましょう。
★出産のための準備をしましょう。入院手段等、家族の方と話し合っておきましょう。
★里帰り出産をする人は、早めに帰省しましょう。

お知らせ
○妊娠36週以降は、妊婦健診は1週に1回となります。お母さんとお腹の赤ちゃんの健康を守るため必ず妊婦健診を受けましょう。


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◆2〜3か月の頃

この時期は・・・

★アーアー、ウーウーと声を出す
★あやすと顔を見て笑う
★声のする方を見る
★おもちゃや人の顔を見つめたり、顔のそばで動くものを目で追う
★手を口にもっていき、しゃぶる
★たて抱きをすると喜ぶようになる
★うつぶせにすると、頭を持ち上げようとする

この時期大切なこと
★うつぶせの運動を毎日少しずつ始めましょう
★天気のよい日には、抱っこして外気にもふれさせてあげましょう
★話しかけたり、あやしたりしてあげましょう
★窒息を起こす危険があるので、枕や柔らかい敷布団の使用を控えましょう


よくある心配

《指しゃぶり》
なめることで物の硬さや肌ざわりなどの情報を脳に伝えています。無理にやめさせようとせず、赤ちゃんの様子を見守ってあげましょう。
《よく泣く、眠ってくれない》
この時期には、かまって欲しいときにも泣くようになります。十分に抱っこしてあげましょう。赤ちゃんが泣いたとき、すぐに応えてあげることで、人に対する信頼感が高まります。
《便の回数が減った》
健康な赤ちゃんの排便の回数はいろいろです。赤ちゃんは時に3〜4日便が出ないことがあります。便秘になったのかと不安になるものですが、やわらかい便が出ているようなら心配ありません。

お知らせ

○BCGの予防接種は、かかりつけの先生と相談し、6か月までに接種しましょう
○ポリオ、三種混合の予防接種は3か月から受けられます
○3〜4か月に乳児一般健康診査受診票を使用して小児科で健診を受けましょう

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◆4〜5か月の頃

この時期は・・・

★首がすわり、うつぶせにすると頭をしばらく持ち上げる
★音のする方へ頭を向ける
★あやすと声をあげて笑う
★ガラガラを持たせると、しばらく持つ

この時期大切なこと
★うつぶせの運動をさせましょう
★衣服は、上下別々にし、動きやすくしてあげましょう
★外気浴を生活の中に取り入れましょう
★話しかけたり、あやしたりしてあげましょう
★足をバタバタさせたりして、大人が気づかないうちに移動をしていることもあるので、ベッドやソファーからの転落の危険が増します。目を離す時は、柵をしたベッドに寝かせましょう

よくある心配

《急に母乳やミルクを飲まなくなった》
これまでよく飲み、急速に体重が増えていた赤ちゃんがこの時期に急に飲まなくなることがあります。これは赤ちゃんが自分で飲む量を調整できるようになったからです。機嫌よく育っているなら心配ありません。
《夜泣き》
夜泣きの原因は、特定が難しく、これといった特効薬がないものです。対処方法として着替えさせてみる、抱っこするなどしてあげましょう。時にはどうしても泣きやまないこともありますが、時期がくればやがてやむものです。

お知らせ

○BCGの予防接種は、かかりつけの先生と相談し、6か月までに接種しましょう
○ポリオ、三種混合の予防接種は3か月から受けられます
○3〜4か月に乳児一般健康診査受診票を使用して小児科で健診を受けましょう

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◆6〜7か月の頃

この時期は・・・

★寝返り(仰向けからうつぶせ)をする
★支えなくても座れるようになる

★腹ばいで体をまわしたり、後ずさりをする
★手をのばして近くにあるものをつかむ
★片手からもう一方の手へおもちゃを持ちかえる


この時期大切なこと
★寝返りやハイハイのできやすい環境をつくってあげましょう
★生活リズムを整えましょう
★腹ばいで遊ぶ時間を長くして、手や腕の力をしっかりつけてあげましょう
★気になるものはつかんで、口に入れるようになるので、のどを通る小さなものやタバコ、化粧品、薬品などの有害なものは片付けて、手の届かないところにしまいましょう

よくある心配

《人見知りはいつまで続くの?》
身近にいる家族と他人を区別できるようになったあらわれなので、時期がくれば自然となくなってきます。個人差があり、始まる時期や程度はさまざまです。色々な人と接する機会をつくりましょう。
《歯の手入れはどうすればいい?》
歯が生え始める頃から、食後に白湯やお茶を飲ませて、口の中の食べかすを除きます。前歯が生えてきたら、危なくないよう大人が見守りながら、赤ちゃん用の歯ブラシを持たせて、歯みがきへの興味を持たせるようにしましょう。また、大人が仕上げみがきをしてあげましょう。

お知らせ

○ポリオ、三種混合の予防接種を受けましょう
○9〜10か月に乳児一般健康診査受診票を使用して小児科で健診を受けましょう

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◆8〜9か月の頃

この時期は・・・

★ハイハイやつかまり立ちを始める子もいる
★大人のしぐさや言葉をまねようとする
★好き嫌いを主張するようになる
    
この時期大切なこと
★ハイハイができるよう、自由に動き回れる空間をつくってあげましょう
★夜はパジャマに着替えて布団に入る、朝は着替えて顔をふいてあげるなど、生活のリズムをつけていきましょう
★行動範囲が広がり、階段からの転落、浴槽やトイレの水でおぼれたりする危険が増します。危ないところへは入れないように柵をしたり鍵をかけるようにしましょう

よくある心配

《歩行器は使用してもいいですか?》
長時間、歩行器の中にいると行動範囲も狭くなりますし、歩行器を使ったからといって、早く歩けるようになるわけではありません。長時間の使用は避けて、できるだけ床で体を使って遊ばせるようにしましょう。
《大きな声で奇声を出していますが、大丈夫ですか?》
自分の声をだして遊んでいます。特によく声を出すのは満腹で機嫌のよい時ですそれに答えてあげたり、遊んであげましょう。


お知らせ

○ポリオ、三種混合の予防接種を受けましょう
○9〜10か月に乳児一般健康診査受診票を使用して小児科で健診を受けましょう

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◆10〜11か月の頃

この時期は・・・

★ハイハイをする
★自分でつかまり立ちをし、伝い歩きができ始める
★バイバイなど簡単な動作のまねができる
★気になるもの(電気、動物など)を指さす
★活発によく動くようになるので、体重があまり増えなくなる
★後追いが盛んになる
   
この時期大切なこと
★目が離せない危険な時期です。気配りの上に気配りを!
★手づかみで食べて汚れても、自分で食べさせてあげましょう
★全身を使った遊び(高い高い、シーツを使って揺らすなど)や外遊びをとりいれましょう
★子どもにとても興味を示します。子育て支援センターや児童館などで子どもたちと触れ合う機会を持ちましょう
★おやつをだらだらと与えないようにしましょう
★子どもの歯をみがいてあげましょう
★歯ブラシをもたせる練習をしてみましょう

よくある心配

《後追いがひどい》
「他の人と違う特別な人」と認めるようになった成長の証です。お母さんと離れるのが不安で泣くのは信頼関係がしっかりできている証拠で、とてもよい親子関係ができています。しっかりと受け止めて安心させてあげましょう
《家の中での事故対策は》
この頃になるとテーブルの上にあるものに興味を持ち、テーブルによじ登ったり、引き出しを開け閉めして中のものを引き出したりする遊びが増えます。
低い机には危険なものは置かないようにしましょう。また引き出しを開けられないようにする事故防止グッズなどを上手に利用しましょう。

お知らせ

○ポリオ、三種混合の予防接種は済みましたか
○9〜10か月に乳児一般健康診査受診票を使用して健診を受けましょう


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◆1歳〜1歳半頃

この時期は・・・

★1歳から1歳6か月までにほとんどの子どもが一人歩きができるようになる
★マンマ、ネンネなど意味のある言葉が2〜3つ言えるようになる
★箱の中におもちゃなどを出したり入れたりする
★鉛筆でなぐり書きしたり、積み木をつんだりできる

この時期大切なこと
★早寝早起きの習慣をつけましょう
★衣類の脱ぎ着など少しずつ自分でさせてみましょう
★毎晩、寝る前の仕上げみがきを習慣づけましょう
★おやつは時間と量を決めましょう
★言葉の発達がめざましくなります。戸外で連れ出し、いろんなものを見せたり、体験させていきましょう

よくある心配

《かんしゃく》
自我意識が芽生え、何でもしたいと思うのに、言葉が不十分で自分の気持ちが通らなかったり、運動機能が未発達で行動が伴わなかったりするためにかんしゃくを起こしてしまいます。「いやだったんだね」「自分でどうしてもしたいんだね」と子どもの気持ちを受けとめてあげましょう。
《叱り方》
叱ることとは、してはいけないことを子どもに伝えることです。
叱り方のポイントは、叱る内容を統一し、くどくど叱らないことです。
いつまでもくどくど言われると、子どもは何を叱られているのかわからなくなります。たたくと子どもはびっくりして言うことをききますが、なぜ叱られたのか本当の意味がわかりません。たたかれた行為だけ学び、あとで友達をたたくなどして自分の言うことをきかせるようになってしまうこともあります。


お知らせ

○麻しん(はしか)風しんの予防接種
1〜2際の間に麻しんにかかる子どもが多くなっていますので、1歳になったらすぐに1回目を受けるように努めましょう
○松山市では1歳7か月になる月に1歳6か月児健康診査を行っています。ぜひ受診しましょう

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健康相談ダイヤル
(子育ての悩みなど保健師が相談します)
【受付日時】
月〜金曜日(祝祭日除く)8:30〜17:00
【ダイヤル】
089-911-1817
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【お問い合わせ】
松山市保健所 健康づくり推進課 健康相談担当
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